英語は、Yes・Noをはっきり言った方がいいは、真っ赤なウソ


lieとtruthと書かれた看板

シアトルでの初めてのホームステイ先で

アメリカの短大に行くために、シアトルに行ったとき、一人で住むのは不安だったので、しばらく、学校が紹介してくれたホームスティ先に住んでいました。

最初のホームステイ先は、60代の夫婦で、子供たちが巣立っていったので、つかっていないお部屋を何人かの学生に貸していました。

私が住んでいた時は、ホームステイ先には、私以外にも、もう一人、日本人(仮にAさんとすると)がいたんです。

私達のホストファミリーは、かなり熱心なクリスチャンで、当然私とAさんにも、日曜日に一緒に教会に行こうと、誘ってくれたんです。

教会の内部

その時の私達の反応がこちら、

Aさん「(きっぱり)行きません」

私「もちろん、喜んでいきます」

さて、ホストファミリーと仲良く暮らすには、どちらの反応が、正解だったと思いますか?

ホストファミリーに距離を置かれたAさん

海辺で寂しそうな女性

私もまさにその一人だったのですが、多くの人がこう思っていませんか?

アメリカでは、日本のように、曖昧な返事は嫌がられるので、嫌なときは、はっきり「No」といった方がいい。

これをしっかり、実現したAさんがどうなったかとういうと、きっぱり「No」といった、Aさんに、ホストマザーも、ホストファーザーもかなりおかんむりでした。

Aさんのいない所で、「あの子は本当に付き合いが悪い、一緒に何もしたくないなら、一人で住んだらいいのに」という愚痴まで言われていたんです。

では、私の反応が正しかったのでしょうか?

毎週日曜日が苦痛の日々

もともと、ノリがいい方が、正しいと思っている私は、ホストファミリーのお誘いにも、キリスト教など何の興味がないにもかかわらず、快く「喜んでいきます」という返事をしました。

最初は、喜んでついていったのですが、いざ教会にいくと、周りは熱心なキリスト教の信者ばかり・・・

イエスキリストの像

イエス様を信じていない私が、「いかにイエス様が軌跡を起こしたか」などの話をずっと聞かされるのは、はっきりいって、苦痛でした。

でも、苦痛はこれだけでは終わりません。一緒に教会に行った私に気をよくしたホストファミリーは、毎週のように教会に誘ってくれたのです。

一度、OKしただけに、「やっぱり行きたくない」という勇気もなく、しばらくは、我慢して教会に通いました( ;∀;)

「No」といった、Aさんは、ホストファミリ―に嫌われ、「Yes」と言った私は、辛い日曜日を過ごす羽目になったのですが、「じゃぁ、正解は何だったのでしょうか?」

この答えは、ずっと「??」だったのですが、最近この本に出会ったことで、この疑問が解決したんです。

the Culture Map

この本は、もしこれから海外に行ったり、日本にいても外国の方と何らかのコミュニケーションをとる機会がある人には、かなりオススメな本です。

この本の中で、著者は異文化を理解するために、世界の代表的な国を8つの指標を使って表現しています。

私がシアトルのホストファミリーの件で参考になった指標は・・・

Evaluating: direct negative feedback vs. indirect negative feedback

(評価:直接的なネガティブなフィードバック vs. 間接的なネガティブなフィードバック)

the Culture Map

つまり、マイナスな評価を直接伝えるか、それとも間接的に伝えるかの指標です。

最も「direct negative feedback」の国は、ロシア、イスラエル、オランダ等、そして、最も「indirect negative feedback」の国は、日本、タイ、インドネシア等でした。

そして、私の予想に反して、アメリカは、「direct」と「indirect」の真ん中に位置していました。

その理由は、アメリカではマイナスは評価を伝えるときは、まずポジティブな評価をして、そのあと、マイナスな評価を伝えるのが正しいコミュニケーションの取り方だからです。

だいたい、3つのポジティブ評価の後に、マイナスの評価を伝えるのが正しいようです。

つまり、私のケースでは、もし断る場合でもいきなり、「No」と言わずに、「まず、教会に通われているホストファミリ―を肯定した後、私も是非、行きたいんですけど、○○な理由でいけないんです」という感じで断るのが正解だったんです。

では、ここでせっかくなので、「本当は行きたいだけど・・・」ということを相手に伝える言い方を紹介しておきますね♪

例えば、こんな表現・・・

・ I wish I could、
・ I’d love to go、そしてその後に、「but」で行けない理由を説明します。

例えば、
・I wish I could、but I have to work overtime today.
「行きたいのはやまやまだけど、今日は、残業しなきゃいけないんです」
・I’d love to go、 but I already have plans tonight.
「行きたいんだけど、今夜はすでに予定があるんだ」

残業をしている女性

その後に、
・Please ask me again another time. 
「別の機会にまた誘ってください。」と付け加えるとなおいいですね。

英語圏のアメリカなどでは、日本のように「態度からさっするとか・行間を読む」という文化がありません。

なので、断って申し訳ないという気持ちを態度で表しても相手には伝わらないので、きちんと言葉にして伝えてあげるのが大事なんですね。

「the Culture Map」を日本語で読みたいという方は、「異文化理解力」というタイトルで、アマゾンから出版されています。

I love you.の誤解

では、誤解ついでに、恋愛に関しても沢山の日本人が誤解していることを1つ紹介しますね。

それは、英語圏の人は、「簡単に、”I love you.”という」ということです。

手をつないでる男性と女性

確かに、1度 ”I love you.”と伝えることができたら、あとは、頻繁に使いますが、その最初の”I love you.”をどのタイミングで言うかが、重要なんです。

私達が思うより、I love you.”というのは、すごく重たい言葉みたいなんですね。

アメリカのドラマでも
・「彼氏に”I love you.”って言ったけど、ひかれてないかな?」とか
・「彼女に、”I love you.”と言われたけど、自分の気持ちがよくわからないので、、”I love you, too(僕もだよ)”と言えなかった

とか、悩む主人公が沢山でてきます。

海外ドラマ「ゴシップガール」なんて、まさにその典型ですね。

まとめ

今回の私の件もそうですが、外国でコミュニケーションが上手くいかない時、相手に不快な気持ちをさせているのが解っていても、その原因がわからないケースが以外と多いです。

原因がわからないと、同じ失敗を何度も繰り返してしまって、最後には、その国自体が嫌いになるかもしれません。

そんな失敗をしないためにも、「the Culture Map」のような本で予習をすることは、大切で、私も今度フランスに行くときは、もう一度読んでから行こうと思います。

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